住民の血液に「第3のPFAS」はどれくらい含まれるのか?
ヘリパッドから下流に位置する東広島市八本松町宗吉地区では、33年前まで上水が整備されていなかったために多くの家庭で、井戸水が使われてきました。
住民12人の血液からは、2025年、アメリカの指標を超えるPFASが検出されました。最も高い人では、指標の117倍にあたります。
血液中のPFAS濃度は、一般的に7種類のPFASの合計値で示されます。成分ごとに見てみると、PFOSとPFHxSが非常に多いことがわかりました。

1万種類以上あると言われるPFAS(ピーファス)のうち、「PFOS(ピーフォス)」と「PFOA(ピーフォア)」は、発がん性などが指摘されています。
日本でも「要監視項目」とされ、1Lあたり合わせて50ng(ナノグラム)という指針値などが設けられ、水質検査が実施されています。
一方、PFHxS(ピーエフヘクスエス)ついては、PFOSと同程度の健康影響が指摘され、国際的には規制が強化されています。日本でもPFOS・PFOAと同様に製造・輸入・使用が禁止されているものの、まだ「要監視項目」とは認められていません。そのため、指針値などは設定されておらず、検査されません。
東広島市八本松町宗吉では、地下水から、指針値の300倍(15,000ng/L)という飲用水として全国最悪レベルの値が検出されましたが、そこにもPFHxSはカウントされていませんでした。



































