「大型で非常に強い」台風9号が日本の南海上を進んでいます。9日午前3時現在、台風9号は、フィリピンの東を時速20kmの速さで西北西へ進んでいます。最大瞬間風速は70m/s。予報円を見ると11日(土)に、勢力を保ったまま先島諸島に直撃するおそれがあります。また、日本列島に停滞する梅雨前線を刺激するおそれもあります。
そんな中、次の「渦」=熱帯擾乱ができる予想になってきました。気象庁の発表する10日午後9時の予想天気図を見ると、日本の南海上に「L」低気圧の文字が。熱帯低気圧になるおそれがあります。予想の一つとしてシミュレーション結果を見ると、今後予想される「渦」は、発達しながら日本に近付くおそれがあります。シミュレーションの予想ごとに発達具合や進路が変わり、まだブレ幅が大きくなっています。台風に発達するかどうか、日本に近付くかどうか、今後の動向に注意が必要です。

【画像で確認】台風9号の次の「気がかりな渦」日本への影響は? 7月19日(日)までの雨・風シミュレーション
台風の発生数は平年の2倍 エルニーニョとの関係性は?
「台風(TS=TROPICAL STORM)」は、中心付近の最大風速が34ノット(17.2 m/s)以上の熱帯じょう乱のことです。
7日時点で、ことし発生した台風の数は「10個」で平年の約2倍となっています。気象庁は先日、約2年ぶりに「エルニーニョが発生していると見られる」と発表したばかりです。一般的に、台風の寿命が長くなる傾向があります。
〈エルニーニョ発生時に見られる傾向〉
・台風の発生位置が、平常時に比べて平年では南東にずれる(夏と秋は南にずれる)。
・夏、最も発生した時の台風の中心気圧が、平常時より低い。
・台風の発生から消滅までの寿命が長くなる。
台風の発生数が増えるわけではないようですが、遠く離れた海域での動向も含め、最新の情報をチェックするようにしてください。



































