11年前、世羅高校が全国高校駅伝で男女アベック優勝しました。女子を初優勝に導いた都大路のヒロインが17日、地元広島で復帰戦に臨みます。
石橋真アナウンサー
「先月、ダイソー女子駅伝部に入部した向井優香選手、黙々と練習を行なっています。あさって行なわれる中国実業団陸上大会3000mに出場します」

この日は400mトラックを1周・92秒のゆっくりとしたペースで30周走り込みました。5月17日、2年ぶりの復帰レースに地元、広島でのぞみます。
2015年、京都の都大路で行なわれた全国高校駅伝。4位でタスキを受け取ったアンカーの向井選手は35秒差をひっくり返し世羅高校女子を初の日本一に導きました。まさに広島陸上界のヒロイン誕生でした。
世羅高校2年(当時)向井優香選手
「4位で少しリードされてきたんですけど、ここで気持で負けちゃいけないと。(世羅高校は)男子だけじゃないぞと思いました」
(向井選手の館内放送)
生き生きと館内放送する向井選手。女子駅伝部の選手と一緒に月曜と木曜の午前中、ダイソーゆめモール西条店の店舗で勤務し接客や商品展示に携わっています。
DAISO女子駅伝部・向井優香選手
「商品が棚にぴったりはまるとうれしいです。凄いちょっとですけど貢献できるし社業に関われるのは有り難いと思います」

そんな向井選手について店長はー
DAISOゆめモール西条店・浅野信子店長
「すごい人が入ってくると主人から聞いて、かなり有名だったみたいです、向井さんはとても速くて。速いというのと雰囲気がギャップがありすぎて。オーラがありますよね、向井ワールドというか、ほんわかしてる、やわらかい感じ」
サインも飾ってあるそうです。
DAISOゆめモール西条店・浅野信子店長
「感動でいっぱいです、頑張ってほしい本当に」
DAISO女子駅伝部・向井優香選手
「お疲れ様でーす。これからご飯食べて午後練習までゆっくりします」
昼食をとる女子選手寮にお邪魔させてもらいました。
DAISO女子駅伝部・向井優香選手
「皆さん、ご飯食べられたんですか」
我々スタッフにも気を遣ってくれる向井選手。こちらお母さんのお手製弁当です。
ダイソー女子駅伝部・向井優香選手
「(おむすびが結構大きくない?)大きいですよね。炭水化物を練習前は意識してとるようにしててエネルギー源なので」
梅入りのおむすびが大好物だそうです。
DAISO女子駅伝部・向井優香選手
「とにかくケガしないように栄養はたくさんとって動くときには動くというのを意識しています」
高校で頂点に立った向井選手。卒業後、実業団に入りましたが・・・
DAISO女子駅伝部・向井優香選手
「走る距離も練習量も凄く増えて身体がついていかず、故障とかも多かったし、陸上が好きなのかなというのを悩んだ時期も多かったです」

左足の故障などで引退を決意し競技を離れた時期もありました。
DAISO女子駅伝部・向井優香選手
「2年弱くらい離れてて、そのときは一切、ほとんど走ってなくて、自分がやりたいことなんなんだろうなって見つめ直してたんですけど、辞めたからこそやっぱり走りたいなっていう気持も強かったし」
別の実業団チームで競技に復活しますが、体調不良で2回目の引退。おととし10月に東広島市の実家に戻って療養し体調も戻ってきました。
地元に恩返ししたい!先月、ダイソー女子駅伝部に入部しました。日本一に輝いた世羅高校時代の恩師・岩本監督のもとで再スタートです。

DAISO女子駅伝部・向井優香選手
「私のことを知ってくださっているので不安はないというか、自分に集中して練習できるなと思います」
この日はレース10日前、チームメイトのテレシア選手と走り込みます。
DAISO女子駅伝部・岩本真弥監督「凄く集中するので朝練習でも本練習でも一番走るんですよね。まあ抑える方が大事ですね,相変わらず」
向井選手が入部したことで注目度は上がっているそうです。
DAISO女子駅伝部・岩本真弥監督
「広島の陸上界で向井選手のことを知らない人はいませんから、向井が入ってることが話題になって色んな人から色んな声はかかりますね」
チームメイトの平村古都選手は世羅高校時代の2年後輩です。
DAISO女子駅伝部・平村古都選手
「走るの好きなんだなというのも伝わってくるし、練習に対する意欲も凄くてさすがだなみたいな、優香先輩についていけたら私も速くなれるかな。また一緒にトレーニングできるのが楽しみだなって思いながら追いかけます」

DAISO女子駅伝部・岩本真弥監督
「思った以上に仕上がりが速いですね」
岩本監督は、「今後、駅伝の長い区間でメンバー入りする可能性があるが、今は陸上を楽しんでほしい」と話します。
DAISO女子駅伝部・岩本真弥監督
「きつかったと思うんですよ、高校3年くらいから色んな期待が高すぎて、リオ五輪を狙えとか。それにふさわしい力はあったんですけど、今はそれがまったくない状態であえてさせているので好きな陸上を好きにやってほしいという気持でいます」

DAISO女子駅伝部・向井優香選手
「地元に戻ってきて、また走れるようになったというのを色々お世話になった方に結果として見せていきたいという思いはあります」
三次市の陸上競技場で、17日3000mに出場します。
DAISO女子駅伝部・向井優香選手
「まだ本調子ではないのでいいレースができるかわからないんですけど、最後まで粘り強く頑張ろうと思っているので、特に後半のレースを楽しみに見てほしいと思います」

スタジオ)向井選手は結果を出すことで地元に恩返ししたい。ダイソー女子駅伝部として全国実業団駅伝の予選となるプリンセス駅伝、そして日本一を決めるクィーンズ駅伝に出場したいとしています。



































