NEXCO西日本中国支社は11日、広く降雪のあった広島県内の山陽道で冬用タイヤ規制を実施し、インターチェンジの手前で1台ずつ冬用タイヤが装着されているか確認しました。背景には、先週発生した約30台の立ち往生がありました。
山陽道の広島インターチェンジでは、11日、料金所の手前で係員が1台ずつ停車させたうえで、冬用タイヤを装着しているか目視や機械で確認していました。
山陽道ではこれまで、冬用タイヤ規制を実施した場合でも「大規模な渋滞が発生する」として、装着確認は行っていませんでした。
しかし2日から3日にかけ、山陽道では約30台の車が雪で立ち往生。いずれの車もノーマルタイヤで走行したことが原因とみられています。この影響で最大約25kmの「ほぼ動かない渋滞」が発生し、およそ3000台の車が巻き込まれました。
NEXCO西日本は、この立ち往生を受けて方針を転換。インターチェンジの入り口など各所で、県警高速隊と連携して冬用タイヤが装着しているか確認をすることにしました。
11日は、山陽道の本線では雪による渋滞はありませんでしたが、広島インターチェンジでは、国道54号からの流入路で渋滞が発生しました。
NEXCO西日本 保全サービス統括課 三崎貴洋さん
「冬用タイヤやチェーンを装着していない車両(ノーマルタイヤ車)による積雪・凍結道路の走行がスタックや大規模な車両滞留の発生を引き起こす恐れがあり大変危険です。必ず、冬用タイヤまたはチェーンの着用など、冬の備えをお願いいたします」
NEXCO西日本は「雪道や凍結路ですべり止め措置をとらずに運転した場合、道路交通法違反となる可能性がある」として、冬の高速道路を利用する場合は、最新の気象情報と道路情報を確認してほしいとしています。


































