養殖カキが大量死している問題に対応するため、広島県は県庁内の関係部局を集めた連絡会議を開きました。
広島県内では9月以降、特産品である養殖カキが大量死する被害が出ています。横田新知事の指示で初めて開かれた連絡会議では、農林水産局のほか商工労働局などカキ産業に関わる6つの部局が集まって被害の確認などを行いました。

横田美香知事
「カキの関連産業の持続性が将来にわたって確保されるように、全庁一丸となって取り組んでいきたいと考えております」
大量死の原因について、県は高水温と高塩分の環境に同時にさらされた結果、カキが生理障害を引き起こしたと推定されるとしています。
横田知事
「カキの産業は広島にとっては重要な産業ですし、大変裾野の広い産業でもあります。国や大学などとも、しっかりと連携をして最良の解決策を見つけていきたい」

横田知事は4日に、江田島市と呉市の生産者を視察する予定で、県は「国・市町などと連携しながら幅広く情報共有を図っていきたい」としています。


































