広島市西区でベトナム国籍の女性を殺害したとして、14日、同じくベトナム国籍の女が殺人などの罪で起訴されました。
殺人と住居侵入の罪で起訴されたのは、広島市佐伯区に住むベトナム国籍の技能実習生、ディン・ティ・フォン被告です。
起訴状などによりますと、ディン被告は10月15日の朝8時50分ごろから約1時間の間に、西区中広町の集合住宅の一室に玄関から侵入。グエン・トゥイ・ガーさんの頭などを、何らかのかたいもので多数回殴って、殺害したとされています。
広島地検は、起訴内容の認否について明らかにしていません。
これまでの取材で、事件当日、ディン被告は、体調不良を理由に勤務先の会社に遅刻して出勤してきたことがわかっています。
逮捕・送検時の強盗殺人罪ではなく、殺人罪が適用されたことについて、広島地検は「捜査の結果、事実認定できた内容が殺人罪だったため」としています。

































