広島市の指定重要文化財である大神輿と共に練り歩く「広島神輿行列」が、広島市東区の広島東照宮や饒津神社などで行われました。

時代衣装を身にまとった約300人が参加する「広島神輿行列」は、広島東照宮の御祭神である徳川家康の死没から50年ごとに行われてきた伝統行事「通り御祭礼」の流れを汲むものです。

「通り御祭礼」は、戦火などの影響で200年間途絶えていましたが、2015年に復活し、次回は2065年の予定でした。

しかし、前回から10年となることし、伝統行事を未来に繋ぎたいと、「広島神輿行列」と名前を変えて実施されました。

大神輿をかつぐなどして約1.3kmを練り歩く行列には、RCC野球解説者の佐々岡真司さんも参加。沿道はおよそ2万人の観客でにぎわいました。