広島市の市場に、秋の味覚のあの高級食材が並び始めています。

広島市中央卸売市場では、6日、地元・広島県産のマツタケが入荷され、9日もせりが行われました。広島県廿日市市のマツタケには、1キロあたり、およそ13万円の値がつきました。一方、東北の岩手県産マツタケには、8万円弱の値がつきました。

仲卸業者の男性
「ことしは過去にないくらい少ない。気温が高く、だんだん産地が北へずれていますよね」

夏の高温の影響で、例年よりも2週間ほど遅れていると言います。また、虫食いも多いため、一つ一つ軸を押さえて、確かめます。

広印広島青果 小山隆之取締役
「11月中旬頃まで一応あるんですけども、日々入荷というのは今後の天候によっては変わってくると思います」

14日の連休明けは、広島県産の増加が期待されますが、まだまだ品薄の状況は続きそうです。