そして最後は、現役最後の打席で涙のフルスイングを見せた上本崇司選手も、大勢のファンの前で最後の挨拶を行った。

上本崇司選手
「まずはじめに、こんな成績も残してない大して経験もしていない選手に、こういう場を与えていただいた松田オーナーはじめ関係者の皆さま、そして試合でも今リハビリの真っ最中なんですが、打席を与えていただいた新井監督、本当にありがとうございました。この13年間ご迷惑ばかりかけてきた選手ですが、沢山の声援をいただいて、本当にカープファンの皆さんには感謝しかありません。本当にありがとうございました。」

上本崇司選手
「そしてここまで野球をやってこれたのも、"怪我をする弱い体"に産んでくれた両親、そしてどんな時も僕の味方でいてくれた家族、そして今まで携わっていただいた指導者の皆様。そして現監督、新井監督をはじめコーチの皆さん、そして最初は怖かったけど愛情があり優しかった先輩、ぶち生意気だけどぶち可愛い後輩たち。そして裏方さん、トレーナーの皆さんのお陰でここまで野球をやってこれたと思ってます。本当にありがとうございました。」

上本崇司選手
「最後にはなりませんね。あと1つ"心残り"があるんですけど、現役時代からお世話になった食事をたくさん連れて行ってもらった、たくさんいじってもらって可愛がって頂いた、『新井さんを胴上げすることができなかった』っていうのが、僕の中では心残りではありますが、来年は必ずここにいるメンバーとまた新しい力が加わってきますので、そのメンバーで胴上げしてくれることを願っています。最後になりましたが本当にこの13年間応援していただいた皆様本当にありがとうございました。」