スウェーデン発祥の家具大手IKEAの店舗が、中四国地方で初めて府中町にオープンします。10月2日のオープンを前に一足早く報道公開されました。

小林康秀キャスター
「イオンモール広島府中3階です。イケアがようやく広島に常設型の店舗をオープンさせます。ニトリの隣という立地です。出来たばっかりのお店に入ります」

去年から今年にかけて広島市周辺2カ所(イオンモール広島府中・そごう広島店)で期間限定のポップアップストアを営業してきたイケア。今回のオープンで、国内では16店舗目、広島では初の常設店舗となります。あさってオープンする店舗の敷地は540平方メートルと以前のポップアップストアより少し狭くなりましたが…。

小林康秀キャスター
「それでも品物をみると、定番の商品はありますが、食器や雑貨などところ狭ましと並んでいる感じはあります。以前の2回のポップアップストアでは、250点ほどでしたが、今回は900点と三倍ほどに取りそろえられているのです」

イケアの商品の特徴は、北欧風のデザインを持ち込んで、低価格でも便利さを追求した、機能性です。

小林康秀キャスター
「例えばこの電子レンジで使えるシリコン製のバッグは食品の保存に使えるだけでなく、ポテトサラダをこの中で作ったり、ゆでたパスタを入れてこの中で味付けしてそのまま会社に弁当代わりにもって行くことも出来るんです」

さらに住む人のイメージを元に、家具や雑貨を並べたライフスタイルの提案もイケアの特徴です。

小林康秀キャスター
「過去2回のポップアップストアでよく聞かれたのが、収納をどうしたらいいか。そこで、確かに収納関連の品が並んでいますね。タンスの中に入れても使えるこういったラック。水にも強いので、洗面所のそばでも使えるそうです。こういった商品を多く取りそろえているといいます」

イケアは2013年、広島市東区の二葉の里地区の国有地を落札。大型出店を目指していましたが、戦略を見直し、4年前に土地を売却していました。その後、期間限定の出店を通して反響があったことから、車の移動で県内外からアクセスもしやすいイオンモール広島府中での出店を決めました。

イケア広島 細澤怜央店長
「いろいろ経緯もありましたが、地域に根付いた運営をしてできるだけみなさまによりいい物を提供したいと思います。」

イケア広島のオープンはあさって10月2日です。