広島大学は、半導体に関わる人材育成のための事業で、文部科学省から中四国地方をとりまとめる拠点校として採択されました。

広島大学越智光夫学長
「緊密に連携し合って、今後高度な半導体人材育成に力をいれていこうということです」

拠点校となる広島大学は岡山大学・愛媛大学・山口大学とお互いの研究領域をカバーしながら、中四国の大学や高専など23校も参加する育成プログラムを実施します。

対象は大学院修士レベルで、東広島市に拠点を置くマイクロンメモリジャパンなど、関連産業とも連携し、幅広い視点で考えられる人材を育成します。

遠隔でも受けられるオンデマンド型の講義や、バーチャルで実習を受けられる仕組みなどを構築し、今後10年間で、3000人の育成を目指します。

この事業は文部科学省から5年で最大8億5000万円の補助を受けて実施されるということです。