10月に広島市にオープンする「広島もとまち水族館」に、安佐動物公園から貸し出されたオオサンショウウオが展示されることになりました。
「もとまち水族館」と、安佐動物公園などを運営している広島市の「みどり生きもの協会」は、互いに協力していくための連携協定を結びました。

今後は▽資料の貸し出し・交換▽学術研究などを連携して進めていくとしています。
これを受けて、安佐動物公園に約350匹いるオオサンショウウオのうち、体長40センチほどの2匹が、「もとまち水族館」に無償貸与されます。

広島市中区の旧そごう新館7階に来月31日にオープンする「広島もとまち水族館」は、舞台美術のような空間に、およそ200種、3000点が展示されます。
「広島もとまち水族館」を運営するアクアメント 大倉一夫 社長
「環境問題、地域の活性化に全力を尽くしてやっていきたい。これからも宜しくお願いしたいと思っています」

広島市みどり生きもの協会 荒瀬尚美 理事長
「広島の新たな魅力を創出していけるよう取り組んで参ります」
水族館の一角には、▽昆虫の標本のほか、▽マルミミゾウや植物のパネルなどが展示され、広島市内の施設を紹介するコーナーも設けられます。
