台風15号の影響で、東海道新幹線が静岡県で降った雨のために一時、運転を見合わせたため、山陽新幹線でも影響が出ました。
5日午後1時すぎ、台風15号が通過した静岡県では、場所によって猛烈な雨が降りました。JR東海によりますと、東海道新幹線は沿線に設置している複数の雨量計が基準値を上回ったため、▼上りは新大阪から東京、▼下りは東京から名古屋の間で一時運転を見合わせました。このため、JR西日本も、山陽新幹線で東海道新幹線との直通運転を取りやめ、▼上りの東京方面の列車は新大阪止まりに、▼下りの博多方面の列車は新大阪発に変更して運転しました。
千葉からの乗客
「動いていると思ったんですけど、なんとか今日中に帰れれば…」
東京からの乗客
「弱くなるみたいな感じだったので、まさか止まると思ってなかったです。今日中には帰りたい。いろんな予定があるので…」
東海道新幹線は、午後3時前から運転を再開しましたが、山陽新幹線は、下りで大きな遅れが出たということです。