呉市を訪れた人たちが戦艦「大和」の実際の大きさを体感できる、AR=拡張現実を利用した「大和通り」が出現しました。
戦艦「大和」の大きさをARで体感できるのは、呉市の大和ミュージアムサテライトからめがね橋まで続く約270メートルの通りです。「大和」の全長が263メートルだったことから、近隣の商店街が広島工業大学の小西ちはや先生と協力してこの通りを「AR大和通り」と名付け、5月から始めました。観光客に大和ミュージアムが休館中でもこの通りを訪れてもらい楽しんでもらうのが目的です。
AR大和通りを運営する 制服のフジ・河崎圭一郎さんは、「元々この通りは、土日に人が通らないが、(大和ミュージアム)サテライトができたことによってサテライトから入船山記念館に人流れができた。歩いて楽しんでもらいたいと思ってやり始めた」と話します。
ARを体験するにはまず、通り4ヵ所に設置してある、のぼりのQRコードをスマホなどで読み取ります。すると、現実には存在しない実物大の戦艦「大和」がAR合成され画面上に出現する仕組みです。
さっそく、訪れた人は、スマホをかざしながらAR画像を楽しんでいました。
実際に体験した親子は・・・
「ゼロ戦も大きいけど大和がそれ以上なのでびっくりした」
「県外からもいらっしゃる方も多いので、僕たち地元なんですけど、こういうのがあると少し立ち止まって呉の街を歩いてもらえることに繋がる」
「AR大和通り」は、大和ミュージアムが休館中の来年3月まで体感することができます。

































