きょう27日(水)の広島県内は、寒冷前線が南下し、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込みやすくなり、大気の状態が非常に不安定になりました。朝から広範囲で雨が降り、午後は活発な雨雲が流れ込み、広い範囲で激しい雷雨となりました。三入では17時までの1時間に40ミリの激しい雨を観測しました。大竹では1時間に25.0ミリ・広島市中区では1時間に25.5ミリの強い雨を観測しています。

28日(木)晴れ間あるが大気の状態不安定 午後は局地的な激しい雷雨に注意

低気圧や前線は東へ離れていき、あすは高気圧の影響で晴れ間が出るでしょう。高気圧の縁を回る暖かく湿った空気が流れ込みやすく、日中の昇温の影響もありあすも大気の状態が不安定です。午後は局地的な激しい雷雨に注意してください。

夜間の気温は引き続き下がりにくく、広島市中区では17日連続で熱帯夜となる見込みです。日中の気温は、35℃に迫る地点が多く、湿度が高くかなり蒸し暑い一日になるでしょう。

日曜日にかけて高気圧の影響でおおむね晴れるでしょう。来週月曜日以降は、低気圧や前線の影響で雲が広がりやすく、雨が降る日がある予想です。週末から月曜日にかけては35℃以上猛暑日地点が多くなり、広島市中区でも猛暑日となる予想です。8月も残りわずかですが、夏本番の猛暑が続きそうです。