免許証を偽造したなどとして懲戒解雇された広島県内の郵便局に勤めていた男性が、書類送検されていたことがわかりました。

有印公文書変造・同行使と、道路交通法違反(無免許運転)の疑いで書類送検されたのは、雄鹿原郵便局に勤務していた30代の男性です。

日本郵便中国支社によりますと、この男性は、自身の運転免許証のオモテ面に偽造した書類を貼り付け、自動二輪の免許を取得しているかのように見せかけていたということです。

男性は6月25日から3回にわたって、乗務前の点呼で偽造した免許証を提出し、無免許で郵便バイクを運転していました。

しかし、7月1日の業務前点呼の際に、管理者が免許証のフォントに違和感を感じ、偽造が判明。同日、山県警察署に報告したということです。

男性は日本郵便の聞き取りに偽造を認め「自分をよく見せたかった」と話しているということです。

山県署は6日、この男性を有印公文書変造・同行使と、道路交通法違反(無免許運転)の疑いで書類送検しています。日本郵便は男性を14日付で懲戒解雇しています。