イマナマ!で密着を続けるあの少年の話題です。ピザ作りの世界大会で「世界一」に輝いた呉市の小学生が市役所を訪れ、喜びの報告をしました。

呉市 新原芳明市長
「おめでとう!」(拍手)

成本豊穂くん(なりもと あつひで)
「ありがとうございます」

大きなトロフィーを抱えて呉市役所を訪れたのは、成本豊穂くんです。

豊穂くんはピザ職人の父・豊さんに憧れ、ピザ作りに熱中する小学6年生です。早朝5時に起きて、親子二人三脚で修業しています。

4月には父の店でピザ職人としてデビュー。1人でピザを作り、客にもふるまいました。

来店した友人(4月)
「うまい!」
「チーズがもっちりしている」

自信を深めた豊穂くんは、イタリアで開催される世界大会に挑戦することを決めました。

成本豊穂くん(なりもと あつひで)
Q、将来の夢は?
「ピザ職人。世界一のピザ職人になって、店を継ぎたい」

豊穂くんは世界中から集まったライバルたちを相手に、父・豊さんとの修業の成果を存分に発揮しました。

成本豊さん(父)
「落ち着いてアツ!しっかり!」

豊穂くんがピザを焼く様子を見た審査員
「ブラボーーー!!!」

そして…。

優勝発表のアナウンス
「アツヒデ ナリモト~!!」

並み居る強豪を押さえ、豊穂くんは見事優勝しました。アジア人として初のジュニア世界チャンピオンです。

このときの心境について豊穂くんは…。

成本豊穂くん(なりもと あつひで)
「本当に優勝したのか、よく分からない状況だった。2日後くらいに実感して、うれしかった」

呉市 新原芳明市長
「呉の誇りですね」

成本豊さん(父)
「うれしいです」

呉市 新原芳明市長
「世界で1位になったということで、すごくうれしい。世界一のピザを呉で食べられる」

成本豊穂くん(なりもと あつひで)
「意外と重い。このトロフィーの中にいっぱい思い出が詰まっている」

成本豊さん(父)
「表彰台の上からの景色を見たのは数人しかいない。考え方がもう大人と同じレベルに達してきた。もうピザ職人です」

豊穂くんに次の夢を聞いてみました。

成本豊穂くん(なりもと あつひで)
「①ピザの世界大会で2連覇すること。②親子で表彰台に立つこと。③コンビニにぼくのピザが出ること。もっと練習がんばります!」

広島から世界へ!小さなピザ職人の挑戦をイマナマ!はこれからも追い続けます。