自作のバギーカー=ゼロハンカーの大会への出場を目指す広島県福山市内の高校へ、広島市内の企業から支援金が贈られました。
福山工業高校では、これまで7年間ほど中断していたゼロハンカーの制作を再開しました。それを受け、車両の制作支援を、創立80周年事業と位置づける広島日野自動車から22日、支援金が贈られました。
広島日野自動車 上野慎一郎 社長
「速いとかですね、安定性があるといったことも大切だと思うんですけれども、そうではなくまず、一つ成し遂げることが大切なんじゃないかな」
福山工業高校では部活で、ゼロハンカー制作のチームを設けました。過去制作してあった車両のメンテナンスを行なうなど4月から取り組んできました。
ゼロハンカーチームリーダー 藤川照洋さん(16)
「一番は、仲間と一緒につくり上げる。それと、良いマシーンを造ろうと思いながら、一生懸命やっています」
12月に岡山県で開かれる全国大会に出場する方針です。