広島市の小学校で、もうすぐ始まる展覧会の動物画家も絵本の読み聞かせがありました。

舟入小学校の5年生の教室で児童に囲まれているのは「かなしきデブ猫ちゃん」の主人公「マル」です。

朗読したのは「中国新聞」で毎週土曜日に連載されている「マル」の物語です。

「マル」は現在、広島県内を旅していて、庄原市では謎の類人猿「ヒバゴン」とも出会っています。「マル」はかつて愛媛県を旅をしたこともあり、絵本には動物画家の石村 嘉成さんと出会った場面も登場します。

朗読「人間のおにいさんがおれの言葉を理解してる。そんなばかな」

幼い頃から動物に強い関心を寄せていた石村さんは高校卒業後、本格的に制作を始めました。石村さんの作品はあふれる色彩と力強く独特な構図が国内外で高く評価されています。その作品展が今週土曜日、広島市で始まります。

小学生「自分も絵を描くのが好きなので石村さんのようなうまい絵が描けるようになりたいと思った」

「動物画家石村嘉成の世界」は9月7日までNTTクレドホールで開催されます。