30日午前、広島県竹原市の商店街で火事があり、13棟に延焼しました。

火事があったのは、竹原市中央のあいふる通り商店街です。警察と消防によりますと、午前8時半過ぎ、「2階から炎が見える」といった119番通報が相次ぎました。

火が出たのは、商店街にある空き店舗と見られています。空き店舗は商店街の倉庫として使われていたということです。

消防車16台で消火活動にあたり、火元となった建物が全焼したほか、13棟に延焼しました。13棟のうち6棟が全焼、7棟は一部が焼けたということです。火は約10時間後に消し止められました。

けが人はいないとみられています。

現場は店舗などが建ち並ぶ全長およそ300メートルの「あいふる通り商店街」で、JR呉線の竹原駅から北におよそ200メートルの位置にあります。

竹原市では同日午前7時前にも、商店街からおよそ500m離れた竹原町で3棟を焼く火事があり、うち木造の2階建てアパートなど2棟が全焼する火事がありました。けが人はいないということです。

※記事を更新しています。午後7時20分現在の情報です。