戦争や紛争で傷ついたさまざまな国の子どもたちが共同生活を送る「ドイツ国際平和村」を紹介する写真展が24日、広島市で始まりました。

医師の診察を受ける幼い子どもや、友だちと肩を組んで笑顔の子どもたち…。広島市の旧日本銀行広島支店で24日に始まった「ドイツ国際平和村写真展」です。

ドイツ国際平和村は、1967年に設立され、戦争や紛争で傷ついた子どもたちへの医療援助や平和教育などをしています。

現地で村に続く道は平和を願い「ヒロシマ通り」と名付けられています。8月6日には子どもたちが折り紙で鶴を折ったり、平和追悼イベントを開催したりしているということです。
来場者(約50年前に現地で医療支援を経験)
「現状はあまり変わってなさそう。知るのが一番。現状を知らないというのがほとんど」
ドイツ国際平和村写真展inヒロシマ実行委員会 担当者
「外国の来場者もいてうれしい。平和に関心が高い広島なので、ぜひ足を運んでもらいたい」
この写真展は来月6日まで開かれます。