
安仁屋宗八 さん
「(笑)上本(崇司)ですね」
実況 石橋真 アナウンサー
「でも、ユニホーム『新井』ってなっていますよ」
安仁屋宗八 さん
「新井のユニホームを借りてるんですよ」

実況 石橋真 アナウンサー
「新井選手のユニホームを借りた上本選手(当時26)…」
安仁屋宗八 さん
「そう。ダボダボじゃないですか」

実況 石橋真 アナウンサー
「カープの上本選手が出てまいりました。ちょうど今、バッターボックス付近に赤いシートが敷かれています。それ以外はシートは敷かれていません。どうやら最後まで残ってくれたお客さんにパフォーマンスを行いそうです。この放送時間もマツダスタジアムからあと2分となっております」
「あっ。もう、しっかりと新井選手のバッティングフォームのものまねも含めてやっています。上段に構えて、今、バッターボックスには背番号25・新井選手のユニホームを借りて上本選手。1球目、見送りました。見送り方、どうですか?」

安仁屋宗八 さん
「(笑)いいですよね。よく研究してますよ」
実況 石橋真 アナウンサー
「研究してますか? ちょうど新井選手のサングラスといいましょうか、スポーツゴーグルをかけていますね。内股気味に構えるスタイルですね。さあ、第2球目。打って、おっ! 大きなスイングは…、レフトスタンドに向かって伸びて、伸びて…」

安仁屋宗八 さん
「ホームランですね」

実況 石橋真 アナウンサー
「いやあ、ホームラン! さあ、1塁キャンバスを蹴りました。ガッツポーズを見せました。今、2塁を回って3塁に向かっていきます。あっ、二三塁間でガッツポーズが出ました。去年(2016年)の8月、サヨナラヒットを放ち、節目となった新井選手のサヨナラヒットのポーズが出ました」


「最後、ホームは…、ヘッドスライディング!」
安仁屋宗八 さん
「セーフですね」

実況 石橋真 アナウンサー
「セーフでしたか、はい(笑)」
◇ ◇ ◇
石田充 アナウンサー
というわけでダイヤモンド1周してセーフになった上本崇司選手、新井さんのものまねをしたという、雨天ノーゲームのあとのパフォーマンスでした。

田村友里 キャスター
盛り上げてくれますね。
石田充 アナウンサー
先輩のものまねって、けっこう勇気が要ると思うんですけども…
RCC野球解説者 天谷宗一郎 さん
勇気が要るんですけども、あそこでできてしまうのが、やっぱり上本選手のよさなんです。

青山高治 キャスター
あれだけの尺を使ってやれるじゃないですか(笑) 短めとかじゃないですもんね。
石田充 アナウンサー
1時間の中断があったので、ファンもだいぶ待って、待って、待って、どうなるのかなっていうところである意味、なにかやるなら期待値がそうとう上がっている中で「やっぱり最後まで残ってよかったな」と思えるようなパフォーマンスだったと思います。
天谷宗一郎 さん
放送終わるまで残り2分って言っていましたけど、しっかりと入ったということですか?
石田充 アナウンサー
入っていました。
天谷宗一郎 さん
すごい。テレビのことまで考えてくれているのか。
石田充 ナウンサー
ラジオです。
田村友里 キャスター
ダボダボのユニホームがよかったですね。

青山高治 キャスター
新井さん公認ってことですね(笑) あれを借りている時点で。
石田充 アナウンサー
あれから7年経って、監督とそれを支える立場になった33歳の上本選手。先日からまた1軍に戻って、パフォーマンスだけじゃなくて、もちろん1軍の公式戦でね…
天谷宗一郎 さん
もちろん、戦力としてまだまだチームを引っ張っていってもらわなきゃいけないですよね。
石田充 アナウンサー
新井カープを支える頼もしい男が戻ってきましたから25日から地元でヤクルト戦。しっかりと戦いを見せてほしいと思います。
(RCC「イマナマ!」カーチカチ!テレビより)