エディオン 広島本店 福原久瑛 さん
「2024年モデルの特徴としては、リモコンを見るとわかりますが、新たに節電自動運転というボタンが搭載されております」

エアコンの運転開始後、室温が安定したら、節電を重視した運転に移行し、消費電力量を20%削減します。福原さんは、さらにエアコン運転の効率を高める方法も教えてくれました。

エディオン 広島本店 福原久瑛 さん
「近年のエアコンであればルーバーのスイングによって、気流を制御する機能というのがもちろん付いてはいるけれど、そこからさらに効果的にされる場合、サーキュレーターというものもございますので」
部屋の上部の暖かい空気をかくはんし、エアコンの冷気を遠くまで飛ばしてくれます。いま主流となっているのは、静かで電力量の少ないDCモーターをつかったもの。1時間あたり0.76円です。

さらに除湿機であったり、除湿機の機能がついた空気清浄機も併用することでの湿度コントロールも重要だと話します。
エディオン 広島本店 福原久瑛 さん
「一般的にはよく湿度が20%変わると体感温度も4℃変わるといわれておりますので、湿度コントロールというのは非常に重要になっております」

そのほか福原さんは、窓を二重にして断熱性を高める二重窓や、室外機の日よけもエアコンを買われる方に勧めるそうです。
さて、ここからは応用編です。誤解の多い節電術について空調機器メーカーのダイキンがまとめています。
風量設定ですが、「自動」と「弱」ではどちらが節電になるか? 日中、11時間付けっぱなしを1か月間、消費電力量を調べました。

すると、「自動」のほうが、990円少なくなります。弱は送り出される空気の量が減るため、涼しくするのに時間がかかるからだそうです。

では、エアコンの冷房の風向設定は「ななめ下」と「水平」どちらが節電でしょうか?

同じく日中、11時間付けっぱなしですと、1か月あたり930円、「水平」の方が少ないということです。冷たい空気が低い位置にたまりやすいため、できれば上部に…。

次は設定温度を1℃下げるのと、風量を強にするのでは、どちらが節電か?というもの。

風量「強」は、1℃下げるよりも電力量が半分になりました。ファンの音が大きいから電気をたくさん使っていそうですが、冷たくするための電力量に比べて、消費電力は少ないようです。体感温度が下がって、涼しくなるということです。

みなさんもぜひ参考にしてください。




































