
広島カープ 大瀬良大地 投手
「体のコンディションのところを優先した1か月でしたけど、やりたいこともできましたし、そういった意味では充実したキャンプだったかなと思います。また、しっかりと自分は自分のやるべきことをやれればいいかなと思います。術後の経過っていうところも順調にきていますし、シーズンにどういう形で入るか、まだ全然わかんないんですけど、なんとかローテーションに入って、しっかりと貢献していくことができるように1年間、そういうシーズンにしたいなと思います」

広島カープ 小園海斗 選手
「最初は長くなるかなと思ったんですけど、終わってみれば、すぐ終わっちゃったので。やることはできたかなと思います」
― やろうとしたことはどんな点?
「やっぱりレギュラーを取らないといけないので、やることが多いかなと思ったので、体のメンテナンスだったりとか、そういうところもすごく意識してできたのでよかったです。バッティングが春先、よくないので、特に意識は重点的に置いてできたのでよかったです」
― 例年に比べてことしのキャンプは違った?
「そこまで不安もなくできたのでよかったです」

広島カープ 栗林良吏 投手
「まず、あわてないことが自分の中でテーマだったので、そこは本当にあわてずに自分のペースでやらせてもらいましたし、また体作りも継続してできたので、1か月、すごく充実したキャンプでした」
石田充 アナウンサー
堂林選手が言っていましたけど、40年ぶりの日本一に向けて視界良好だと思います。わたし、2週間、沖縄キャンプに帯同して感じたことが2つあります。
1つは、内野手争いがおもしろい。マット・レイノルズ 選手もきのう、元気でしたし、田中広輔 選手はバッティング好調。矢野雅哉 選手も打撃向上、二俣翔一 選手もがんばって、韮澤雄也 選手もがんばっている。これを見ると、外野手争いだけじゃなくて、内野手争いも見どころ十分だなと今後も楽しみです。
もう1つは、先発ローテ当確と言われている4人。九里亜蓮 投手、大瀬良大地 投手、森下暢仁 投手、床田寛樹 投手。調整方法なんですが、他球団はもうオープン戦でジャイアンツ・菅野投手が先発していたり、タイガース・村上投手が先発しているんですが、カープの4人は、まだオープン戦で投げていないんです。この調整方法が1年間戦った後に振り返ったときに、このキャンプの独自調整らしいんですが、どう出るのかというのが今後、注目だと思います。

そして、いよいよ3月頭からのオープン戦、秋山翔吾 選手と 宇草孔基 選手も合流というふうに言われていますから開幕1軍争いも楽しみです。わたくし、キャンプを見る限り、秋にビールかけができると確信しております。