普天間基地の辺野古移設工事をめぐる代執行訴訟で県が敗訴したことを受け、判決に対する抗議と知事を支援する集会が20日夜に那覇市で開かれました。
県庁前で開かれた集会は、普天間基地の辺野古移設に反対する「オール沖縄会議」が、移設工事を巡る代執行訴訟の高裁判決で県が敗訴したことを受け開いたもので、主催者発表でおよそ300人が集まりました。
オール沖縄会議 糸数慶子共同代表
「福岡高裁那覇支部は、国の請求を認め、県に承認命令を出しました。国に追随した沖縄差別ではないでしょうか。地方による地方自治と、民主主義の破壊ではないですか」
集会では市民らが判決に対し「民意に背くものだ」と抗議の声を上げるとともに「日本の地方自治と民主主義を守るため諦めない」として知事の支援をアピールしました。