沖縄県知事選挙の主な立候補者の横顔を見つめるシリーズ。2人目は、2期8年の実績をアピールし、3期目の挑戦となる現職の玉城デニーさん(たまき・でにー)。立憲・民主・共産・いのち・社民・社大など6つの政党から支援されている玉城さんの人物像に迫ります。

「生デニーだぁ」「生です。どうもこんにちは」

市場を練り歩けば、周りにはすぐに人だかりが。記念撮影を求める人も後を絶ちません。

その陽気な一面とは裏腹に、玉城さんの生い立ちはまさに戦後の沖縄を体現するようなものでした。

玉城デニー候補
「私は、アメリカ人の父とウチナーンチュの母のもとに、いわゆるダブル、あるいはハーフとして生を受けました。幼い頃から生活に苦しい実の母に代わって養ってくれたもう一人の母の愛情も受けて育てられました」

その容姿から、幼少期は心無い言葉もかけられてきたという玉城さん。一方で、その明るいキャラクターは、2人の母親の存在が大きく影響しています。

玉城デニー 候補
「カーゲー、 カードゥヤル(容姿は皮一枚でしかない)」
「トゥーヌ イービヤ ユヌタケー ネーラン(十本の指はどれも同じ長さや太さではない)」

「私がハーフとして生きることが辛そうに見えた時に、養母はそう言って幼い私を励まし、そして実の母は、たとえ生活は厳しくても、心に笑いを忘れないように。二人の母はそういうささやかな思いやりで私を明るい性格に育ててくれました」