石垣島に生育する海草の「ウミショウブ」を保護するために設置した柵が台風13号で全壊し、19日から、地域の人たちが撤去作業と新たな柵の設置を行っています。

絶滅危惧種の海草を守るため

ウミショウブは絶滅危惧種の海草で、国内では石垣島と西表島の限られた浅瀬のみに生育しています。

石垣島では野底地区に生育し、地元の野底小学校ではウミショウブを保全しようと、地域の人たちや県内企業からの支援を受けながら保護活動を行っています。

ウミショウブは、ウミガメが餌として食べることから防護柵を設置していましたが、8月の台風13号の影響で全壊し、19日から地域住民などが協力して柵の撤去を行い、その様子を野底小学校の児童2人も見守りました。

野底小学校5年の男の子:
「地域の方々も協力してレフュジア(保護エリア)を直してくれていたので、その期待に応えられるように頑張ってウミショウブを守りたいです」

6年の女の子:
「また開花が見られるようにしたいなと思いました」

地元のエコツアーガイド 大堀健司さん:
「海底から出ている部分は(台風後にカメに)食べられていますけど、今ならまたカメが入れないようにしたらすぐに伸びてきます。1ヵ月で3センチぐらいは簡単に伸びるので、健康な状態で保ててたので食べられても今のところそんなに問題ないですね」

今後は撤去した資材の一部を再利用して、小型保護柵を複数設置する新たな保全モデルをスタートさせる予定です。