ケナガネズミが「カニを食べる」は環境省も初確認
国指定鳥獣保護区 管理員 渡久地豊さん:
「カニを食べるんだ! というのがまず驚き。僕の前で全部食べて、しかも終わった後はひげの掃除、口元の掃除もして、1回私の方に近づいてから森の中に帰っていったので、すごく愛おしく感じました」
ケナガネズミは様々なものを食べる食性で知られているということですが、生きたカニを追いかけて食べる様子は長年管理員を務める渡久地さんが見ても驚きの光景でした。
環境省によりますと、奄美大島では2024年にケナガネズミがカニを食べている様子が確認されていますが、やんばるで確認されたのは初めてだということです。
一方、心配されたのは、そのケナガネズミが舗装された道路の真ん中まで出てきたことです。1歳に満たない幼獣だったとみられ、警戒心が低いと感じられたということです。
渡久地豊さん
「これは車にひかれる恐れがあるなと危惧しました」
長年ケナガネズミを観察し、共著の写真集も出版している村山望さんは、「雑食のケナガネズミがカニを捕らえ、足やハサミを取り除いて胴体を食べるまで一連の行動が記録されたことは非常に珍しい。食性や捕食行動を知るうえで貴重な記録になる」と話しています。








