大陸からの客を「龍潭」でもてなし

茂木さんと與那嶺キャスターは、首里城の近くに15世紀に造られた池、「龍潭(りゅうたん)」にやってきました。

龍潭

――ここも首里城文化と何かゆかりがあるんですか?

茂木さん:
ここで中国のお客さんにハーリーの競争を見せたりだとかそんなこともしていました。今から考えると、びっくりですけども。

久米・那覇・泊の3つの地域で行われる那覇ハーリー。その船を首里の龍潭まで運び、9月の行事「重陽の宴」で披露していたのです。

1700年代の記録には、確かに龍潭に浮かぶ3艘の船が。龍潭でのハーリーは、国王たちが池のほとりの桟敷で食事をしている際に行われていたそうです。

中山傳信録(榕樹書林) 徐葆光著 原田禹雄訳注

周辺には、数百人規模の見物客もいて、地域の人たちも国を挙げてのおもてなしの一部に触れる機会があったようです。

しかし、なぜ、中国からの使節団にハーリーが披露されていたのでしょうか?