高良鉄美参議院議員(当時)
「私が2期目に出馬することで、オール沖縄の団結を損なう可能性があるという懸念から、次期参議院選挙への出馬をしないことを決意いたしました」
7月に実施された参院選でもオール沖縄にほころびがみられました。

去年の衆院選で、社大党の県議がオール沖縄の候補を応援しなかったことに端を発し、社大党委員長で現職の高良鉄美さんが立候補断念に追い込まれます。
対する自民党は、那覇市議の奥間亮さんを早々と公認。盤石の体制で選挙戦に臨みました。

オール沖縄は沖縄大学教授の高良沙哉さんの擁立を決めると玉城知事自らが選対本部長を務め、連日応援に入りました。
結果的に選挙戦を制したオール沖縄。全県選挙ではまだまだ強いことを見せつけました。

玉城知事
「オール沖縄が衰退しているとか、いろいろなこれまでの市町村長選挙の結果などではそういうことも言われ続けてきましたけれども、しかしいざ国に対して、国の中でどう沖縄県民が訴えていくのかということの思いは全くぶれていなかった結果だと思う」

与党県議の1人は「参院選では知事の人気と強さを改めて確認できた。あとはどのタイミングで(出馬を)表明するかだ」と話すなど、玉城知事の3選出馬は既定路線と見られています。








