マンガ家・手塚治虫さんの代表作「ブラック・ジャック」の企画展が、18日から那覇市で始まりました。


1973年に手塚治虫さんが発表した無免許の天才外科医を主人公にした漫画「ブラック・ジャック」。会場には、原画を中心に500点以上が展示されています。

なかでも沖縄が舞台のエピソード「宝島」の展示は必見で、全ページの原画公開は、沖縄会場限定です。

手塚治虫さんの資料や私物も公開され、医師の資格を持っていた手塚治虫さん自身の医師免許証もみることができます。

主催する沖縄タイムス社の瑞慶山秀彦社長は「戦後80年の節目にあたる今年、手塚さんが作品を通して伝えた「命の尊さ」や「生きることの本質」を、平和や医療と重ねて見つめ直す機会にしてほしい」としています。


ブラック・ジャック展は、那覇市の沖縄県立博物館・美術館で、9月15日まで開かれています。