準決勝、ライバル興南を下した沖縄尚学は沖縄1位での九州大会出場を見据えています。
沖縄尚学 佐野春斗主将
「チーム一丸となって全員が束となって、新人戦を悔しい負け方しているのでそこはその悔しさを晴らすためにも絶対勝ちきりたいと思っています」
対するは創部5年目、初の決勝進出を決めた日本ウェルネス。
宜野座凛主将
「勝てるということはやってきたことは間違いじゃなかったと思うので気持ち的には挑戦する側なので相手に飲まれないように自分たちの野球をやっていきます」

秋の頂点を決める1試合は意地のぶつかる私学対決となりました。
先攻めの沖縄尚学は1回。先制のランナーを2塁において3番の仲田!
レフト前に飛ばすも、ここはウェルネスの固い守りで先制を許しません。

すると、その裏。逆に2塁1塁とチャンスを作ったウェルネス。打席には5番、1年生の大濵!走者一掃のタイムリー2ベース。沖尚先発、東恩納から先制点をもぎ取ります。
反撃は3回でした。2本のヒットとフォアボールで満塁とした沖縄尚学。打席には再び3番、仲田。

フェンス直撃、走者一掃の2ベースヒットで、逆転に成功します。
その後も打線がつながり、この回一挙6得点。ビッグイニングを作ります。
その後、互いに1点ずつを奪い、試合は中盤へ―
沖縄尚学のエース東恩納は、ランナーを許すも冷静に自分の投球を心掛けました。

沖縄尚学 東恩納蒼投手
「ストレートでしっかり組み立てて変化球で三振など9回までしっかり投げ切ろうと思いました」
最終9回にも3点を加え、ウェルネスを突き放した沖縄尚学。投打がかみ合い2年ぶり秋の頂点に立ちました!
沖縄尚学 佐野主将
「新チーム始まってからこの大会を絶対とるとみんなで言っていので素直に嬉しい。今の力では絶対勝ちきれないので、3週間しっかり課題に取り組んで必ず優勝します」
今回決勝に進んだ両チームは、22日から県内で開催される九州大会に出場。春のセンバツ甲子園出場を目指します!