領収書を偽造して、豊見城市の事業から補助金をだまし取ろうとしたとして、市は、現職だった市議を刑事告訴しました。市議は偽造を認め、28日付けで議員辞職しました。
豊見城市が詐欺未遂の疑いなどで刑事告訴したのは、日本共産党所属の高山美雪元市議です。
高山元市議は2024年2月、野菜作りを通して食の大切さを学ぶ食育活動に取り組むなかで、農作業用の水質浄化装置のレンタル代6万6000円、土壌などを改良する製品代7万7000円、それぞれの領収書を偽造し、あわせて14万3000円の補助金を市に申請していたということです。
3月から4月にかけ審査した市の担当課が気づき、事実確認をしたのち今月10日、市は警察に刑事告訴しました。
高山元市議は領収書の偽造を認めて28日付けで議員辞職し、「私の誤った行為によって市民のみなさんに多大なるご迷惑をおかけしたことを深く反省し、お詫び申し上げます」とコメントしています。