能登半島地震の被災地で避難所の運営を支援するため、大分県内から自治体の職員やケアマネージャーが派遣されることになり、出発式が行われました。

全国知事会からの要請を受けて県は26日から石川県金沢市の1.5次避難所に県職員2人と市町村職員2人を派遣します。佐伯市役所では25日、派遣職員の激励会が開かれ、田中市長が「佐伯市の代表として頑張ってきてください」と呼びかけました。

1.5次避難所は学校や公民館などの1次避難所と、旅館やホテルといった2次避難所をつなぐための一時的に滞在する場所です。

派遣される職員はいしかわ総合スポーツセンターで避難者の受け付けやテントの整備、清掃といった運営にあたるということです。

(佐伯市防災危機管理課・渡辺敦さん)「1.5次避難所がほぼ要配慮者、お年寄りの方が多くおりますので、少しでも話しができて気持ちが和らげるようにしたい」

この1.5次避難所には27日から福祉支援として日田市の六和会センテナリアンからケアマネージャー1人が派遣されます。