大分県佐伯市に新たな観光名物を作ろうと、海の上の釣り堀でマダイがすぐに釣れるサービスが始まります。

佐伯市蒲江の海上釣り堀「釣っちゃ王」では来年のディスティネーションキャンペーンを見据え、観光客が1時間ほどの短時間でマダイを2匹まで釣ることができるサービスを12月からスタートします。利用料金は乗船代、エサ、貸し釣り竿など含め税込み6600円です。

サービスの発表を記念して28日は、地元の蒲江翔南学園の小中学生およそ20人が招かれ釣りを体験しました。海上に設置されたいけすにはマダイが放流されていて、魚を釣り上げた子どもたちは歓声を上げていました。

(小学生)「大きい魚が釣れてびっくりしました」「みんなで刺身にして食べたいです」

(かまえ海上釣り堀釣っちゃ王・石上和幸チーフ)「お子様や釣り経験のない方でも気軽に楽しめると思います。ぜひこの機会にマダイの引きを味わってほしい」

釣っちゃ王では釣りを短時間で楽しむことができれば、空いた時間で佐伯市内の他の施設を周遊できるため、地域の観光振興につながると話しています。