大分県豊後高田市で10月、歩道を1人で歩いていた4歳の男の子を無事に保護した女性2人に警察から感謝状が贈られました。
大分県豊後高田市に住む看護師の中西恵里香さん(33)は10月6日午後4時頃、市内を車で走っていたところ、スマホを片手に1人で歩道を歩いていた4歳の男の子を発見しました。年齢的に1人でいたのを不審に感じ、最初は車から声をかけました。
受け答えがあまりよくできておらず、心配になって車から降りて話しかけ、知人の丸川遼さん(32)を呼び出し、2人で声をかけて警察に連絡しました。
男の子は幼稚園の制服を着ていて、家にいた母親が気づかないうちに外に抜け出したということです。
(中西恵里香さん)「子どもがひとりで歩いていたので様子がおかしいと思って声をかけた。自分の子どもも同じ世代くらいなので大きい事故にならなくて良かった」

安倍耕太郎署長は「事故や事件につながりかねないところを未然に防いでいただいた」と感謝の言葉を送り、2人に感謝状を手渡しました。