巡回や監視といった施設内の警備をアバターロボットが支援する実証実験が10日朝、大分市で行われました。
この実証実験は警備業界が抱える人手不足の問題を解消しようと、県と民間企業が共同で実施しました。10日は大分市のOBS本社でデモンストレーションが行われ、アバターロボット2台が施設内を巡回しました。このサービスは立ち入り禁止エリアに侵入した不審者をAIで検知すると遠隔監視室に連絡。施設に常駐する警備員が現場に駆け付ける仕組みです。
(オーイーシー・野崎浩司上席執行役員)「警備業は非常に重要な業務なので、人を支援していくことで社会貢献につながれば」
サービスを開発したオーイーシーは実証実験で出た課題を取りまとめた上で、来年度の実用化を目指しています。