豊和銀行の中間決算が発表され、貸倒引当金の戻し入れの増加などで2期ぶりの増収となりました。

中間決算では売り上げにあたる経常収益が前年よりおよそ6億円増加して53億8700万円となりました。一方、給与アップによる人件費や物件費などの経費が前年より6億6000万円増えたため、増収減益となっています。経常利益は4億6700万円で42%上方修正しています。

通期については新型コロナの経済活動への影響で「地域経済の見通しが不透明な状況」として、倒産などに備えた引当金を当初通り計上していることなどから減収減益の予想を据え置いています。