夏の高校野球大分県大会を前に注目校を紹介します。今回は夏の甲子園、県内最多の出場を誇る古豪・大分商業です。

■県内最年少の新監督が就任 新体制で挑む夏

大分県内最多15回の夏の甲子園出場を誇る第2シードの大分商業。12年に渡って指揮をとり、プロで活躍する森下暢仁投手や源田壮亮選手らを送り出した渡辺前監督が異動。この春から新しくチームを指導しているのは県内では最年少、27歳の長吉勇典監督です。

(大分商業・長吉勇典監督)「名門・大分商業の監督になったっていうことを深く考え過ぎずに前任の渡辺先生が築き上げてきたものに乗っかって、生徒との年齢も近いのでその距離感をうまく保ちながら、良さを引き出すようなチーム運営を目指してがんばっている」


チームの中心となるのはキャプテンでエースの池田壮史朗選手。秋からピッチャーに転向して今や投手陣の大黒柱に成長しました。ストレートを主体に緩急を織り交ぜ打者を打ち取るピッチングに磨きをかけてきました。

(大分商業・池田壮史朗主将)「自分の中で考えて投げられるピッチャーにはなったかなと思います。チーム的にも上がってきてますし、戦える集団にはなったと思います」


また、チームは打撃中心の練習を重ね、得点力アップの強化に取り組んできました。攻撃陣を引っ張るのは主軸を担う3番の仲石透羽選手、5番の加藤拓眞選手です。特に仲石選手は初球から狙う積極性とパンチ力のある打撃を武器にチームを勝利に導きます。

(大分商業・仲石透羽選手)「1番、2番が絶対出塁してくれるので、1回の表に自分は3番なので回ってくるので、先制点という形でチームを引っ張っていけたらなと思います」


順当に勝ち進めば渡辺前監督率いる第3シードの佐伯鶴城と準々決勝でぶつかる大分商業。恩返しの勝利とともにチームはその先を見据えています。

(大分商業・池田壮史朗主将)「しっかり1戦1戦を戦って、前監督に勝ちという恩返しをして、甲子園をつかみ取って色々な方に恩返しをできたらなと思います」