8日は二十四節気の「立冬」。暦の上で冬のはじまりをあらわす日です。大分県内では立冬らしくこの秋一番の寒さとなったところもあり、大分県由布市湯布院町では朝霧が立ち込め幻想的な風景がみられました。
8日朝の由布市湯布院町です。由布院盆地には、冷え込みが強く、風のない朝にみられる朝霧が立ち込めました。
県内で最も冷え込んだ湯布院町の8日朝の最低気温は1.8度。11月下旬並みの寒さでした。

(訪れた人)「今シーズン初めてですが、良い感じで霧が撮れたのでよかった。立冬にふさわしい霧が出たと思う」
8日朝の県内は放射冷却の影響で気温が下がり、多くの観測地点で10度に届きませんでした。竹田市や豊後高田市などでは、暦通りこの秋一番の冷え込みとなりました。
湯布院の金鱗湖では霧が立ちのぼり、散策する人たちが紅葉とのコントラストを楽しんでいました。
(訪れた人)「けさの紅葉はすばらしいと思った」「池もとても幻想的で、秋の風景を感じられた」「秋が深まったなという感じですね」
一方、最高気温は20度を超えたところも多く、朝晩と日中との気温差が大きい一日となりました。県内は9日も寒暖差が大きい見込みで、体調管理に注意が必要です。