外食チェーンの「ペッパーランチ」でハンバーグを食べた客が体調不良を訴えていた問題で、10月21日までにペッパーランチパークプレイス大分店を利用した4グループのうち、5人が体調不良を訴えていることがわかりました。大分市保健所はO157による食中毒と断定し、店に対して食品衛生法に基づき2日間の営業停止処分としました。

大分市保健所によりますと、ペッパーランチパークプレイス大分店では10月19日から10月21日までに4グループが食事をしていて、このうち20代の男性2人、小学生1人、幼児2人のあわせて5人が腹痛や下痢などの体調不良を訴えていることがわかりました。

患者5人は命に別状はなく、快方に向かっているということです。

大分市保健所が調査した結果、この5人について、店舗で提供された食事を原因とするO157による食中毒と断定。店舗を運営している宮崎県の会社に対して食品衛生法に基づき、きょうから2日間の営業停止処分としました。また、提供する食事は十分な加熱を行い、二次感染予防などを徹底するよう指導しています。

「ペッパーランチ」を運営するホットパレットによりますと、九州・山口エリアの店舗でハンバーグを食べた客のうち、これまでに山口県で2人、鹿児島県で3人、大分県で5人の4店舗あわせて10人の客が体調不良を訴えているということです。