CO2の削減に向けて子どもたちに公共交通機関を利用してもらおうと、大分市の小学校でバスに乗車する体験教室が開かれました。

このエコ交通まちづくり教室は大分市とバス事業者が実施していて、31日は川添小学校の1年生から3年生63人が参加しました。

児童は公共交通機関の利用がCO2の削減につながることを学習したあと、バスには車いすの人でも利用しやすいようにスロープが用意されていることや、運転手が行く先を伝えるため乗車口にマイクが設置されていることなど、路線バスの構造についても学びました。

マナーについて学習した後、児童はバスに乗車して窓から見える街を眺めながら普段とは違うバスで向かう学校までの道を楽しみました。

(児童)「スピードが楽しい、早い」「車と違ってシートベルトがない」「妊婦さんとかがスロープで上がれるのがすごい」

また、バスを降りる際に整理券と料金を実際に運賃箱に入れる体験もしました。