外食チェーン「ペッパーランチ」の複数の店でハンバーグを食べた客が体調不良を訴えている問題で、大分県内でも2人の体調不良者が出ていることが発表されました。

ステーキチェーン「ペッパーランチ」を運営するホットパレットによりますと10月14日から22日にかけ、鹿児島と山口、大分の3店舗で食事をしたあわせて5人の客が下痢や嘔吐の症状を訴えています。

このうち2人は大分市のペッパーランチパークプレイス大分店でハンバーグメニューのいずれかを食べたことが確認されています。運営会社はこれまでのところ感染源や感染経路は特定されていないとしています。

一方、大分市保健所は30日までに市内に住む小学生と幼児の合わせて3人から腸管出血性大腸菌O157が検出されたと発表しました。保健所によりますとこのうち2人はペッパーランチパークプレイス大分店で食事をしたしたことが確認され、もう1人はその家族ですが、他にも外食しているため、因果関係については現在調査中としています。