連合大分は27日定期大会を開き、石本健二会長を再任する役員選出議案が承認されました。

27日は大分市内で連合大分の定期大会が開かれ、構成組織の組合員らおよそ200人が出席しました。大会では去年10月に会長に就任した石本健二氏を再任する役員選出議案が承認されました。

再任された石本会長は「新たなステージへ総力結集、力と心を合わせる戮力協心でやっていきたい」と決意を新たにしました。このあと、「誰もが将来に希望を持って働き生活できる社会へ変えていかなければならない」として、組織運動を推進する大会宣言が採択されました。

県内の労働界を巡っては連合大分と共闘する県関係の野党系の国会議員がこの2年間で6人から2人に減少。また、県の昨年度の調査では県内の労働組合の組合員数は7万5073人で推定組織率は14.8%となっていて、10年前の2012年度と比べると組合員数で6000人、推定組織率で3%減少しています。

石本会長の2期目はこうした組織力の低下に歯止めをかけられるかが課題になりそうです。