大分県内の今年4月から9月までの企業倒産は21件と、負債総額とともに前の年の同じ時期を上回りました。

民間の信用調査会社帝国データバンクによりますと、今年4月から9月までの上半期の企業倒産は去年の同じ時期より3件多い21件、負債総額は8500万円増加し、17億1800万円となりました。上半期に倒産が20件を超えたのは3年ぶりです。

業種別では小売業、建設業、サービス業などが多くなっていて、新型コロナ関連の倒産も5件発生しています。

帝国データバンクは「物価高のなか価格転嫁ができず販売不振に陥った企業の倒産が目立っている」と分析しています。