新型コロナの感染防止に伴うマスクの着用が「個人の判断」となって半年が過ぎました。習慣化していたマスクについて大分県内では変化がみられます。
(高橋宏明記者)「昼の大分市中心部です。街の人のマスクを見てみますと、着けている人、着けていない人、どちらもよく見かける印象です」
多くの人が行き交うJR大分駅前。500人を対象に14日、調査したところ「マスクあり」が287人で、「マスクなし」が213人、着用している人がやや多い結果となりました。
一方、半年前に行った同様の調査では「マスクあり」が474人で、「マスクなし」が26人だったことからマスクへの意識が大きく変わってきたことがわかります。

(街の人)「電車の中だけつけてます。他は旅行に来ていて着けてないです」「ほとんどつけていません、暑いので」「私にとってはちょっとまだ着けたほうがいいと思っているので、そうしています」
新型コロナについて県内では8月下旬から増加傾向が続き、9月10日までの1週間患者数が1213人となっていて、県は換気や手洗いなどの基本的な予防感染対策の徹底を呼びかけています。マスクの着用は個人の判断となりましたが、感染を防ぐための取り組みは引き続き必要な状況といえそうです。