コロナ禍ではサービス業をはじめ、人が触れ合う業態を中心に影響を受けました。3年を経て新型コロナの5類引き下げに伴い、大分県内でも各企業が反転攻勢に向けた新たな一歩を踏み出しています。

別府市の城島高原パーク。この日は新型コロナ5類引き下げ後、初めての日曜日ということで、多くの来場者がマスクをせずに楽しんでいました。

城島高原パーク

立入禁止となっていたボールプールとボルダリングのブースは5類の引き下げに伴い、3年ぶりに再開。これですべてのアトラクションがコロナ禍前に戻りました。

(城島高原パーク・佐藤啓一統括副支配人)「世の中が全体的に遊びに行こうという気分になってきていると思うので、その機運に乗っかって、どんどん城島高原パークにも遊びに来ていただきたい」

県内で8店舗展開している「寿司めいじん」。コロナ禍で落ち込んだ売上を回復させるため新たな戦略を打ち出しています。

寿司めいじんでは毎週市場で新鮮な魚の買い付け、産地直送の限定商品を提供する取り組みを始めました。また、地場企業の強みをいかして湯布院美山サーモンや関ぶりといった高品質の県産ネタも増やし、薄利多売からの脱却を進めています。

(寿司めいじん 別府鶴見店・山南陵店長)「市場直送の限定商品を仕入れたりして、おいしいお寿司を食べていただいてまた寿司めいじんに来てもらえる気持ちになっていただけるのが一番」

一方、この3年間で苦しい立場に立たされていたカラオケ業界は…

大分市北鶴崎にある「カラオケステージ101」。16日はオープンからにぎわっていました。

カラオケステージ101

(利用客)「いい雰囲気で楽しく歌わせてもらっています」「コロナのストレスもなにもなく歌えるのが素敵ですね」

ここまで客足が戻るまでには険しい道のりがありました。