サウナが全国的なブームになっていて、大分県内でも地域おこしにつなげる動きがあります。九州でも珍しいと言われる竹田市にある施設を、サウナ大好きの渡辺敬大キャスターが取材しました。
炭酸泉で知られる長湯温泉の「かじか庵」。このサウナで名物となっているのが石に水をかけて蒸気を出す「ロウリュ」。九州でも珍しく自分のタイミングで楽しむことができます。
渡辺キャスター
サウナ好きの渡辺が実際にセルフロウリュを体感して魅力をお伝えします。
かじか庵では温泉以外にも楽しめるものを提供しようと、開業した2007年からセルフロウリュサウナを導入しています。
渡辺キャスター
ロウリュをすると一気に熱くなりました。ただ湿度がしっかりとあるのでとても気持ちよく汗をいっぱい出すことができます。
サウナの室温は一般的に90度ですが、水蒸気によって110度まで上昇。ほうじ茶の香ばしい香りに包まれリラックス効果も十分です。
(長湯温泉かじか庵 女将・田嶋慶子さん)
「日頃と違う入浴方法が体験できますので、自分の体と向き合って、どういうサウナの入り方が一番いいのか探求しながら入っていただくと面白い」
好きなタイミングで蒸気と香りを楽しめるセルフロウリュ。いまでは全国からやってきたサウナファンが、長湯の地で“ととのって”います。