「方言の壁」どう乗り越える?
一方で、災害時の「言葉の壁」は、多言語対応だけにとどまりません。日本人同士でも、見落としがちな課題があることが分かってきました。
東北大学大学院文学研究科 中西太郎准教授:
「能登方言で『しょうもない』という言葉は『塩味が薄い』なんです。共通語の意味で解釈してしまうと、たいしたことないと誤解を生むケースもあります」
東日本大震災をはじめ、熊本や能登でも『方言』が支援者と被災者のコミュニケーションに壁となったケースが起こりました。こうした教訓から東北大学大学院の中西太郎准教授は方言パンフレットを作成しました。

東北大学大学院文学研究科 中西太郎准教授:
「パンフレットをきっかけに、支援者と被災地の方がコミュニケーションを取ることが、継続的な支援において非常に重要です」
大分県内で宿泊した外国人客が去年およそ120万人と過去最多となる中、大規模災害時の言葉の壁は、温泉観光都市の別府だけでなく、日本全体の課題として浮上しています。






















