勝負を分けた「一瞬」 疲労ピークでも冷静な火消し
上野丘のマウンドを託されたのは、エース・倉光俊輔(3年)。173センチの細身の体から、出所の見えにくいフォームで投げ込む技巧派です。
しかし、この日は今大会5試合目の先発。418球を投じてきた左肩は、すでに疲労のピークに達していました。
(大分上野丘・倉光投手)「今までで一番、肩が重かった」
1回表の立ち上がり、初球からデッドボールを与えます。これが今大会初めての死球。
さらに1死三塁といきなりピンチを背負いますが、倉光は冷静でした。
津久見の3番・遠藤を打たせてファーストライナー。さらに3塁走者が飛び出しダブルプレーに仕留めます。
絶体絶命のピンチをわずか数球で切り抜けると、その裏、今度は打線が応えます。
1番・須藤が四球で出塁すると、相手の隙を突き、投球モーションを始める直前でスタート。悠々と三盗を決めると、3番・秦がタイムリーを放ち、鮮やかに先制点を奪いました。



















